どくだみ茶とは
どくだみ草は漢方で「十薬」と呼ばれ、古くから多くの薬効により民間薬として親しまれてきた薬草です。全国各地のやや日陰地に自生します。わりとどこにでも生えてます。
生臭いにおいが特徴的です。この独特の臭いは、
精油成分でこの成分は、強い抗菌作用がある。
毒を溜める、抑制する意で名づけられたといわれます。
一説には毒痛みの意から転訛したともいわれます。
生薬名は、馬の病気に用いると十種類治せることから十薬、
また重要な薬草の意で重薬の名が生まれたといわれます。
別名が多く、トグダメともいわれます。
どくだみには数え切れないほどの効能・薬効があり、まだ発見されていない効能もあるかもしれません。
どくだみ茶の効果・効能をご紹介します。
どくだみ茶にはさまざまな効果・効能があります。下記以外にあるかもしれませんが私の知る限りの効果・効能をご紹介します。
蓄膿症の改善
どくだみ茶は殺菌作用からか蓄膿症に効き目があります。
頭痛の改善
どくだみ茶を飲み続けると頭痛が改善されたという方が多数います。 不時の頭痛が乾燥した葉ひとつかみを煮つめて飲むと奇跡的に効きます。
便秘の解消
どくだみ茶を飲んで数日経つと便秘が解消されたという方がほとんどです。
アトピー性皮膚炎の改善
どくだみ茶を飲み続けてアトピーが治ったという方が多数いらっしゃいます。体の中の毒素を体外へ排出する効能があるからだと思います。
ドクダミ茶を飲み始めた頃はアトピーの症状がひどくなる方が多いのですが、それは“好転反応”と言って体に溜まっていたステロイドや食品添加物などを外に出そうとするからです。
もしひどい状態になっても2、3日様子を見てください。
利尿作用(毒素排出効果)
どくだみ茶の効能で一番有名なものは利尿作用です。
毒素を体外に排出するデトックス効果があります。
体内にある有害物質がアトピーやさまざまな病気を引き起こす原因ではないかと言われており、どくだみ茶のこの効果は今注目されております。
他には以下のような効能があります。
・便秘を解消する、緩下(排便)作用
・血圧調整作用
・毛細血管の強化作用により高血圧症などに応用される。
・皮膚の発疹、じんま疹などのアレルギー症状にも良い。
・にきび・吹き出物が減る
・強い抗菌作用
・生理痛や更年期障害にも良いとされる。
どくだみの副作用
どくだみはたくさんの薬効がありますが、副作用はほとんどありませんので、毎日飲んでいただいてもかまいません。
ですが以下のような副作用の症例があります。
カリウムが高濃度含まれていますので、
腎機能の低下す る高齢者、
腎機能の低下している患者、
カリウム保持性 利尿剤、
副作用として高カリウム血症を惹起する薬剤等 を服用している患者は高カリウム血症を惹起する可能性 があります。
どくだみによる膿疱性乾癬型接触皮膚炎、中毒疹、
苔癬型薬疹、重症型肝障害、急性出血性胃炎、
光線接触皮膚炎、光線過敏症の症例報告があります。
妊娠中の方はご注意ください
妊婦の方は、どくだみ茶をあまり飲みすぎると、お腹の中の赤ちゃんには刺激が強すぎる可能性もありますのでご注意ください。
妊婦の方は専門のお医者さんに相談するようにして下さい。